解き放たれた者 ガラクを見ていく

 

f:id:barbariankinoko:20200720190937p:plain

今日は乳首隠しのガラクについてみていきたいと思う。この服のセンスだけはどうにかできなかったんだろうか?

能力は、+1で3/3+トランプルを付ける。探索する獣がやたらとマッチョなパンチを仕掛けてくる。-2は3/3クリーチャーを出す。ガラクの肝である。-2と+1を組み合わせて継続的にクリーチャーを出すのが役目。コントロールにとって6/6が殴ってくるのは無視できるわけではなく、ガラクを潰しても3/3が残り続けるので厄介極まりない。忠誠度増加はおまけ。今の所役に立ったことが一度もない。敵がクリーチャーデッキなら2も3も大きくは変わらないし、敵がコントロールならそもそも忠誠度増加しない。-7の奥義はインクの染み。M21がアリーナに実装されてからガラクを常に入れ続けてきたが、一度も使ったことが無い。当然使われたことも無い。

 

良く同じマナ域のビビアンと比較される。ただ、こっちは継続的にクリーチャーを出すのが役目であり、ビビアンは除去からのパンプで蓋をするのが役目。こっちはコントロール相手に役割を持ちやすく、あちらはクリーチャーデッキ相手に役割を持ちやすい。少なくともグルールなどに入れるならばダブシンのこちらに軍配があがる。

 

使い方だが、オススメは2枚。事故覚悟ならば3枚で運用したい。使っていて一番素質を感じたのはグルールに入れること。エンバレスの宝剣4を入れているクリーチャー主体デッキに相応しい。もともとエンバレスの宝剣を入れているデッキというのはクリーチャー以外のカードを入れるとそれだけで事故の元になる。赤単の「ショックを入れるべきか論争」もそうだが、ショックを使う事で、序盤の動きが良くなったとしてもショックを入れた分だけクリーチャーカードの枚数が減り、エンバレスの宝剣を有効に使えない場面が多い。ただでさえ今の環境はバントと再生がメタを作っている以上、除去を効果的に使えない場面は多い。端的に言えば、クリーチャーとエンバレスの宝剣以外入れたくないし入れたら事故るのだ。しかし、ガラクはクリーチャーを量産するタイプのPWである。継続的にクリーチャーを作れる事。宝剣を付けるクリーチャーをパンプ出来ると考えると宝剣デッキとの相性は抜群である。なおグルールを使うならば楽園のドルイドを強くオススメする。グルールはダブシンが非常に多く下手なコントロールよりマナベースにケンカうっているのに土地が24枚などである。